love
□AMの魅惑
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少し汗ばむ気温の中、ガジルは目を覚ました。
辺りはまだ、薄暗い。
早朝のようだ。
欠伸をしつつ隣に目をやれば、空色の髪が目に入った。
レビィとは、同棲し始めて1年が経った。
過ぎてみれば早かった。
隣ですぅすぅと寝息を立てるレビィを見つめながら、そんなことを考える。
夜中よほど暑かったのだろう、レビィは薄いキャミソールとショートパンツという格好にも関わらず、ほとんど布団を被らず眠っている。
無防備に投げ出された柔らかい脚に目が止まり、ガジルは僅かに喉を鳴らした。
そっと、レビィの太ももに触れる。
身じろぎするが起きる様子はない。
する、と滑らかな感触。
手のひらをぴったりとくっつけて、味わうように撫でた。
ぴく、と動く。
ガジルは完全に、”その気”になっていた。
ふに。軽く指先に力を入れてみる。
柔らかくて、程よく弾力のある感触。
堪んねェ。
少し体勢を変え、レビィの太ももに唇を寄せる。
歯を立てないよう唇で挟むと、またレビィは身じろぎした。
やわやわと唇で挟む行為を繰り返し、今度は舌を這わせる。
「…ん、」
内ももをゆっくりとなぞってやるとくぐもった吐息を漏らした。
舌は脚の付け根に到達し、ちゅ、と音を立てて唇を離す。