blossom
□第3話
1ページ/3ページ
「じゃあもう一人転入生を紹介するぞ!」
―――――――ピクッ
(この気配…虚……)
席に座った途端ちかくで虚の気配がした。こんな虚わざわざあたしが向かう必要もないかもしれないけど、やっぱり気になってしまう
この判断をしたことによって犠牲者がでるのも困るし。
『…先生、ちょっとトイレ行ってきてもいいですか?』
「おーさっさと行ってきな!」
緩い先生で本当に助かった。そう思いながらゆっくりと教室を出て、見えなくなったくらいで昇降口のほうに向かって走った
▽
< ホロ゙ーウ、ホロ゙ーウ! >
「ぅおおおい!?」
「…どうしたの一護?」
「あーイヤ…ちょっとハラが…」
そういやこれ、音も聞こえねえんだっけ。いきなり鳴ってやまない代行証に一護はそう驚きながらも、転入生を探す越智さんの横から廊下に出る
「ってコラァ!!黒崎!!」
「便所っす!!」
「便所ってあんたね…ってうおおい!茶渡、井上まで!!」
「「便所っす!」」
「ウソつけえ!!!」
そのあとに教室を出た二人も能力者。三人は虚の現れた向かった場所に向かって走っていった