Web拍手、ありがとうございました。心よりお礼申し上げます。
不定期更新ではありますが、これからも夢小説を綴ってまいりますので、
今後ともご贔屓にして頂けたら幸いです。
With love nico.
**オマケ**
【 恋人同士になったばかりの山崎さんとヒロイン 】
今でもまだ夢かドッキリなんじゃないかと思ってしまう。
彼女が俺を好きだと言ってくれた事。
彼女のまわりには副長や沖田隊長、万事屋の旦那みたいな…多少クセはあるがモテ男がうろうろしていて。
みんな隙あらばちょっかい出してくる。
昨日は、沖田隊長がふざけてハグしようとしてた(全力で拒否られてた。ざまぁドS)。
一昨日は副長が彼女の頭を撫でてた(速攻で振り払われていた。ドンマイ)。
先週は万事屋の旦那が映画に誘っていた(山崎さんと二人で行きますとチケットをもぎ取られていた。Yes!)。
そんなふうに彼女はまったく動じることなく、俺を見てくれるから我慢できてるけど。
独占したくて、つい些細なワガママを言ってしまう。
「山崎さん、あのね。このまえ…」
「山崎さん?」
「あ…」
「二人でいるときは違うでしょ?」
「…うん」
「ん?」
「退…」
「はい、よくできました」
まだ慣れない名前呼びに彼女の頬が桜色に染まる。
色白だから、照れるとすぐ赤くなるのがたまらない。
火照った頬を冷やすように扇ぐ手をそっとつかんで顔をのぞきこむ。
「かーわいい」
「まだ慣れないから照れるよー…」
照れながらも嬉しそうに俺を見てくれる彼女があんまりかわいいから思わず抱き寄せた。
「退、この前、綺麗な浴衣買ったの」
「へぇ、着て見せてよ」
「うん。明後日、夜祭りあるでしょ。一緒に行けたら着たくて」
「大丈夫、行けるよ」
「良かった…」
それはもう嬉しそうに微笑むと全身を俺に預けてた。
やべー、幸せすぎるって。
俺、今なら空飛べるわ。
*END*
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