心の中の気持ち
□01 マスターコースの生徒ととご対面
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〜♪
ピッ…
『はい、もしも…「おっ久しぶりデース」
あいかわらずですね社長
お久しぶりです』
苦笑するしかない。それに、大きな声ですこし耳がキーンとしたことはあえてきにしないようにした。
『なにかありました?
これといって問題はおこしているつもりはありませんが…』
「そんなの、貴方にかぎってナッシング!!
今日もー、ライブお疲れサマデース」
『えぇありがとうございます(何もないなら休ませてください)』
「ライブが一通り終わったので明日、日本に帰ってきてクダサーイ!」
『明日!?(男声)』
「さすがの両声類デスネェ」
…休ませてください…その願いは崩れていく。それはもう簡単に…。
『…なんでですか…』
「あなたには明日、マスターコースに入った生徒にあってもらいマース!」
『マスターコースの?』
「イエース、ソウでーす」
…なんで…なんで私なんだ…。
これはいじめか…いじめなのか…!?
でもどうせ…
『私に拒否権はないんでしょう?』
「…フッ…わかってるじゃないか…」
えぇえぇ…何年あなたの事務所で仕事してきたと思うんですか…。
『明日は、なるべく早くいくようにします』
「りょーかいデース」
元の口調に戻りそのあとツー…ツー…と音がなった。
…マスターコースの生徒か…。
礼儀正しい子とかがいるといいなぁ…。