新テニ
□04桃太郎の鬼退治
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朝、5時半頃―――――。
「今朝の入れ替え戦が発表されたぞ――――っ!!!」
神尾「桃城っお前も選ばれてるぜ!」
桃「えっマジ?」
桃城は掲示板にはり付けられた入れ替え戦の紙をみたら、そこにはしっかり【5.鬼 十次郎】vs【桃城 武】 とかかれていた。
桃「…何で俺が?(鬼十次郎アイツか……!!)」
『ごめんね…あなたには餌になってもらうわ…』
その声は誰にも届かず。
彼女は木のうえに座って中学生を見据えていた。
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桃「随分とスカスカしたラケットっすね?
青春学園中2年桃城武
この【入れ替え戦】勝ったら俺
5番コートっすね」
鬼「無い」
桃の言葉を鬼は人蹴りした。
大「大丈夫かな桃……」
亜「チッ」
小「桃城く〜〜〜ん
頑張って」
神「高校生をギャフンと言わせろ桃城!」
『それこそないない!
なんのために十さんと桃城くんを戦わせたと思ってんだか…』
クスクスと笑いながら木から降りて鬼と桃が試合をするコートに向かった。