新テニ
□04.5彼女のテニス
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シュルルル…。
胸にまいていたさらしをとったら解放感がたまらなかった。
そのままだらーっとしてたいが十さんを待たすわけにはいかない。
急いでウェアを脱いで新しいウェアに着替え、隠していた髪の毛をだして動きやすいようにポニーテールにした。
双子だからって同じウェアきてたらおかしいもんね…。
零は一通りおえたらおかしくないかを鏡で確認した。
『…これでいいかな?
…あ、一応横髪のゴムかえようかな…』
静の時は黒だったから…白でいいかな?
素早くゴムを外し、綺麗にまとめてからくくった。
再度鏡をみておかしくないかを確認してから部屋をでた。
『…十さんと試合…十さんと試合!』
零はなるべく早く走った。