新テニ

□04.5彼女のテニス
1ページ/5ページ


シュルルル…。


胸にまいていたさらしをとったら解放感がたまらなかった。



そのままだらーっとしてたいが十さんを待たすわけにはいかない。

急いでウェアを脱いで新しいウェアに着替え、隠していた髪の毛をだして動きやすいようにポニーテールにした。



双子だからって同じウェアきてたらおかしいもんね…。


零は一通りおえたらおかしくないかを鏡で確認した。

『…これでいいかな?
…あ、一応横髪のゴムかえようかな…』


静の時は黒だったから…白でいいかな?

素早くゴムを外し、綺麗にまとめてからくくった。


再度鏡をみておかしくないかを確認してから部屋をでた。





『…十さんと試合…十さんと試合!』



零はなるべく早く走った。
次へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ