FE覚醒プレイ記

□2章 小さな自警団
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リズ「はーい!ここがわたしたちクロム自警団のアジトでーす!」
ルフレ「へえ…」
リズ「ほら、入って入って!」
ルフレ「おじゃましまーす」
マリアベル「リズ、無事でしたの?」
リズ「あ、マリアベル!」
マリアベル「リズったらもう…心配しましたのよ?お怪我はございませんこと?」
リズ「あはは、大丈夫だよ〜。お風呂とかご飯は大変だったけど」
ヴェイク「俺様のライバル、クロムはどうした?ビビって腰を抜かしてたんじゃねえか?」
リズ「ヴェイクじゃないんだからそんなことぜーったいないもーん」
ヴェイク「う、うるせえ!」
リズ「ま、大丈夫だったよ。良かったね〜ヴェイクはお兄ちゃん大好きだもんね〜?」
ルフレ「…え…」
ヴェイク「うおおそういうことは冗談でも言うな!そこのお前もマジで引くんじゃねえ!」
スミア「クロム様もご無事。良かった…」
ルフレ「ふーむ。もしかしてあなた…」
スミア「なんですか?」
ルフレ「クロムに惚れてる?」
スミア「きゃーー!?どうしてそう思うんですか〜!?」
ルフレ「うんにゃ、なんとなくね…ふむふむ、なるほど」
マリアベル「スミアさんは、クロムさんを心配するあまり毎日花占いをして…この部屋を花びらでいっぱいにしてしまいましたのよ」
スミア「うう…すみません」
マリアベル「しまいにはわけのわからない踊りまで踊りだして…」
スミア「きゃー!きゃー!」
リズ「えへへ〜スミアさん、お兄ちゃんのこと心配してくれてありがとね」
スミア「いえ、そんな…」
ヴェイク「ところでよ、この人誰だ?」
ルフレ「い、今更…」
リズ「えへへ、この人はね〜新しく自警団に入るルフレさんです!」じゃじゃーん
スミア「まあ、そうなのですか」
リズ「えっとね、ルフレさんは凄いんだよ!軍師の才能があって…こう、きらーんって来てばーんみたいな感じ?」


きらーんって来てばーん。自分なりに考えた結果、きらーん→剣、ばーん→サンダー…という結論になりました
(うちのルフレさんは今のところまったく剣使ってないけどね…)


ヴェイク「おお、なんかすげーぜ!」
ルフレ「ルフレよ、よろしくね」
マリアベル「…わたくし、庶民の方とお付き合いする気はありませんの」
ルフレ「え」
マリアベル「大体、リズに馴れ馴れしすぎですわ!…わたくしは失礼させていただきます」すたすたすた…
ルフレ「えええ…」
スミア「あ、あの…あまりお気になさらないで下さいね」
リズ「ごめんね、ルフレさん…マリアベルはちょっと人見知りなの」
ルフレ「人見知りというよりあれは…(汗)」
クロム「戻ったぞ」
スミア「…クロム様!」すたたた…どてっ!!
ルフレ「ちょ、ちょっと」
クロム「だ、大丈夫かスミア?」
スミア「うぅ…すみません。私ったらいつもこうで…」
ルフレ「…いつもなの?」
リズ「うん…」


落ちている紙を踏んでしまってすっ転ぶスミア。お〜い、大丈夫か〜
(顔から転ぶのは防衛本能が働いてないとか聞いたことがあるぞ…)


クロム「ま、まあいい…みんな聞いてくれ。俺はフェリア連合王国に向かうことになった」
ルフレ「フェリア連合王国?」
スミア「イーリス聖王国の北にある、少し変わった軍事大国です」
クロム「イーリスだけではあの化け物に対処できないからな、フェリアに助力を求めに行く」
ルフレ「それが会議で決まった対策ね…うーん…」
クロム「どうした?」
ルフレ「なんだか嫌な予感が…」
クロム「ふむ…まあ、行くのは俺だしな、万が一何か起きても何とかなる」
ルフレ「エメリナ様は国を離れられないだろうし、それでクロムが行くわけね」
クロム「まあ、そんなところだ。この自警団からも…名乗りを上げた奴を連れて行く」
リズ「あ、じゃあわたしも行く!」
クロム「…物見遊山に行くわけじゃないんだぞ?」
リズ「ぶー、わかってるよ!」
ヴェイク「当然、俺様も行くぜ。クロムだけじゃ荷が重いだろうからな」
ルフレ「…残念ながらあなたが荷の一つになる可能性が…」
ヴェイク「なに〜〜!?」


ヴェイク…一撃のパワーはあるけどいまいち使いづらいんだよな〜(速さが伸び悩むのは戦士系のさだめ)


カラム「…僕も頑張ろう」ぼそっ
スミア「はあ…」
クロム「スミア、お前も来るか?」
スミア「クロム様…でも私、まだ自分のペガサスさえ…」
クロム「見てるだけでも戦いの勉強になるしな。来たければ来るといい」
ルフレ「やった〜ペガサスナイトね」
スミア「いいんですか…?あ、でもルフレさん。私まだペガサスナイトでは…」
ルフレ「いいのいいの、かわいい子は大歓迎。あ、でも、なるべくあたしの側から離れないでね」
スミア「はい!」
クロム「おい…それは俺のセリフ…」


クロムのセリフを横取り(笑)だってかわいいんだもんスミア…(男マイユニットでプレイするときは絶対嫁さんにするぞ〜!)


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クロム「全員集まったな、では出発するぞ」
ソール「ままま待ってーーー!!」どたどたどた
クロム「ソール…どうした?」
ソール「ぜーはーぜーはー…つ、ついさっき聞いたんだけど、今からフェリアに行くってほんと!?」
リズ「えええ情報おそっ!てっきりソールはこないんだと思ってたよ〜。ていうか、このことはヴェイクが昨日のうちに伝えておくって言ってたよね?」
ヴェイク「あ、俺様としたことが忘れてた」
リズ「もうっ!ヴェイクってばほんっと適当!今日はこの前みたいに武器忘れてないよね?」←ものすごくわかりやすいフラグ
ヴェイク「うっせー!今日はちゃんと持ってるよ!…まあでも間に合ったんだし、いいじゃねえか。良かったな、ソール!」
ソール「全然良くないよ〜。急いで準備したから髪はボサボサだし、お腹はぺこぺこだし、武器も剣一本しか持ってこれなかったんだよ〜?」
ルフレ「…この人も仲間なの?」
クロム「ああ、こいつはソール。こう見えて頼りになる騎士なんだ」
ソール「よろしくね、ルフレ。君が入団したことはミリエルから聞いてるよ。あ、ちなみにミリエルはこの自警団の魔導士なんだ」
ルフレ「魔法が使える人なの?仲良くなれそうかも…」
ソール「彼女も後から合流するって。その時に話してみればいいんじゃないかな」
ルフレ「そうね」


一気に仲間加入〜賑やかになってきましたな(そろそろフレデリクの出番が少なくなってきそうですが…ぬはは)
ともあれソール。このひとは動く要塞になれちゃう強いひとですぞ



クロム「こんなところにも屍兵(しかばねへい)が…!?」
ルフレ「屍兵?」
フレデリク「便宜上付けた名前ですよ」
ルフレ「なるほど」
クロム「手強いぞ、みんな気をつけろ」
ヴェイク「おう!任せとけ!俺様の斧の一撃で…って、あれ?お、斧がねええええ!どっかに落としたーーー!!」
クロム「何をやっているんだお前は…というかその背中にしょっているのはなんなんだ」
ヴェイク「これは…飾りだ!」
クロム「…そうか」
ヴェイク「ヤバいぜ!斧がねえと俺様戦えねえ…」
クロム「いいからお前は下がってろ!敵が来る!」
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