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□甘いお菓子の謎
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「マクベス?どうかしました?先程まで花月様がいらっしゃってたようですが。」
どうやら、花月がこの部屋から出ていく姿を見たらしい。
「うん、これ。皆から僕の誕生日プレゼントにって。花月くんが持ってきてくれたんだ。」
先程もらったお菓子を見せながら笑みを浮かべるマクベス、朔羅も微笑んだ。
「マクベス、私のプレゼントも受け取って下さいますか?」
よく見ると朔羅は、何か大きめの袋を持っていた。
「うん。朔羅ありがとう。開けても良いかな?」
何だか凄く、わくわくしているようで、いつもは大人びた言動をする彼に子供らしさが見えた。
「ええ、どうぞ。」
朔羅が返事を返すと、マクベスは袋を開けた。