ＧＢ図書館
□短冊に願いを…？
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「俊樹どうしたんだろう？僕、何か悪い事言ったかな？」
風雅が結成されて間もない頃は、稀に意見の不一致からこのような事があったのだが、今はその様な事も無くなってきている。
故に、今回俊樹が席を立って何処かへ行ってしまった事が気掛かりだった。
「気にするな、花月。雨流とて怒っている訳ではないだろうしな。」
「どうしても気になるのなら聞いてみたらどうだい？」
花月になら話すだろうし。と、祭蔵は付け足した。
「そう…かな？」
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