トラ天小説
□淋しいんだけど!
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外は小春日和ってやつで、真っ昼間から僕は通い慣れたトランクス君の部屋に居る
「もっとぉ…」
僕がそう言うとトランクス君は、少し意外そうな顔をした
が、またすぐ唇が近づいてきて触れ合い、深いものになっていく。そして…
――‥
「なんかさ、最近お前おかしいぞ…」
「…べつに」
素直に言えず素っ気ない言い方になり、すぐ後悔が襲う
「ふーん。なぁ、喉渇いたよな 何か持ってくるから待ってろよ」
そう言いパッと服を着ると立ち上がる
「あ、まっ…」
「ん?」
「…あ、あのさ‥」
彼はしゃがみこみ、その悪戯な瞳とぶつかった
「まだ足りない?」
「なっ…// ち、違うよ!僕はただ…」
一秒でも一緒に居たい
だから行かないで?
そう言えたら…
「…やっぱやーめた!もうちょい悟天の横で寝てよ」
えっ!?
「うん!そーしなよ!」
思わず顔がニヤケちゃう。トランクス君は僕の隣に仰向けに寝て
「ほらっ」
トランクス君は両腕を広げている
…あ もしかして
ガバッっと覆い被さると思いっきり抱きついた
「甘えたいんなら そー言えば幾らでも甘やかしてやんのに」
ぎゅーっと抱き締めかえしてくれる。
トランクスくん独特の良い匂いに僕は何度でも慣れる事なくクラクラしてしまう
これにホッとして、つい言ってしまった