短編小説
□過去の拍手お礼
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「騰、Trick or Treat!」
瑠衣が楽しそうに言うと紅蓮は無言で瑠衣を見た。
「ちょ!!そんな、痛い子見るような目で見るな!!」
「…何だ、そのとりっく、おぁ、とりっとって?」
瑠衣が言って数分してから紅蓮は瑠衣に聞いた。
「あぁ、それな。それは俺たちがいたところで、ハロウィンって言う行事があるだ。で、 Trick or Treatの意味は〔お菓子をくれなきゃイタズラしちゃうぞ!〕って意味だ」
瑠衣が怪しく微笑みながら言うと紅蓮はあからさまに柳眉を寄せた。
「言っとくが別にイタズラ使用なんて考えて無いからな…瑠彌赦にはやってきたが…」
瑠衣は侵害そうに言ったが最後の方は寂しさが滲みでていた。
「瑠衣?」
「俺な。行事があるときは楽しみ何だ…毎年、毎年瑠彌赦や春鈴たちが俺に思い出作ってくれようとしてくれるし、何かをくれる。だから、春鈴からはクッキーを貰ったが瑠彌赦、奴忘れてやがった………」
瑠衣は不機嫌そうに言い。そして、今にも物にあたりそうな勢いだった。
「瑠衣、そのはろうぃんって何やる?」
「別に人外の格好をして子供が大人に菓子を貰いに行くぐらいだな。まぁ、たまにイタズラ目的の奴もいるが」
瑠衣は少し悩みながら言った。
「お前らはどうしている?」
「…技と渡さないで後から渡してその前にふざけあっていることが多いな」
瑠衣が嬉しそうに言うと紅蓮も嬉しそうに笑った。
「お前ってある意味ガキだよな」
「ぅるせいよ!騰、今日は一緒にいて良いか?」
瑠衣は紅蓮の言葉によりふてくしながらも言った。
「当たり前だろ」
そんな、いつもとは違うハロウィンを過ごした瑠衣だった。
そして、それを嬉しそうに見ている者がいるのは瑠衣も紅蓮も気づいていなかった。
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後書き
何か最後ハロウィンは関係ありませんでした。
そして、落ちも微妙(^_^;)
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