伝えたい

□出会い
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そして翌日・・

部活が休みの日だった。
なのでパソコンをいじった。
私は昨日の隼人君と友になってから
inする確率が高くなった。

よ〜し今日もしゃべりまくるぞ〜

と独り言をいった。

ちょうど隼人君もオンラインしていた。
アメピコの機能の1つ友のところにワープできる。
それを利用した。

すると知らない人の部屋へいっていた。
3人でしゃべっていた。

「おー。昨日の!」
と隼人君。

「あ、邪魔だった?」

「いや、邪魔じゃない」

「ねえ、本名教えて?」
と、元気に隼人君が聞いた。

「え?教えないよ」

「え?教えないならコップっていうあだ名で呼ぶよ?」

「うっ。べ、別にいいもん」

「へぇー。分かった。コップちゃん」

「ぬ。違和感感じる。」

「なら本名教えて?」

「教えませんー」

「ケチ」

本名教えてもいいけど、恥ずかしい。
引かれるのが嫌だ。

そして、ある日
アメピコをいじってると、隼人君が
私のところにワープするようになった。

自分の部屋で1人でいると、

「なぁ。本名おしえてよー」

「もお。いつまでいってんの!」

「教えてー」

絶対1人でいるとこういうふうに聞かれる。
諦めない。


「もう、分かったから教えるよ」

「おー。やったー」

「華凛だよ」
うわ、恥ずかしい。

「可愛い名前じゃん!なんでいってくんなかっただよ?」

「うっ。」

「じゃあこれから華凛って呼ぶ」



「華凛ー」

「笑」

「あ、華凛って15だっけ?」

「今年で15。隼人君は何歳?」

「16。高1」

「年上w」

そして隼人君は16歳としることができた。

すごくうれしかった。

2人はそれからとても仲良くなり、オンラインすると必ずワープしてきてしゃべるを毎日繰り返していた。
そのため2人ともオンラインする確率が高くなった。

毎日朝から晩まで。
パソコン。
1日がパソコンでうめつくされていた。

2人の距離はだんだん近くなっていった・・
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