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□安心感
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小さくなったももち先輩。実はストレスや疲労が極限まで溜まったときに子どもになってしまう体質。って設定





「えっ、ももち先輩かわいい!子ども!」
「わぁ、抱っこしたい」
「いらないから!歩けるから!」

テッテッテッテッ…ドテッ

「うぅ…いつもよりさらに足がコンパクト…」

結局抱っこされるももち先輩

「ももち先輩、ジュース飲みまちゅか?」
「…梨沙ちゃん、子ども扱いしないで」
「え?してないでちゅよ?」
「それ!赤ちゃん言葉!完全に子ども扱いしてる!!」
「あ、すいません。無意識です…」
「うぅ…」
「梨沙ちゃん、ももち先輩泣いちゃうからダメだよぉ〜」
「泣かないよ!」

「ちょっと!愛香ちゃん下ろして!」
「また転ぶと大変ですからね」
「や、だ…高い」
「ももち先輩高いところ苦手でしたっけ?」
「う、ん」
「大丈夫ですよ。絶対落とさないですから」
「絶対だからね」


愛香ちゃんの服をぎゅっと掴んで少し涙目なももち先輩にずっきゅんする愛香ちゃん


「もう疲れた…」
「ももち先輩、お弁当食べましょう」
「うん」
「飲み物はオレンジジュースでいいですか?」
「お茶!」
「はーい」
「…絶対子ども扱いしてる」
「あーんしてあげましょうか?」
「一人で食べれます」
「えー残念」

ボロボロ…

「ももち先輩、スプーンありますよ?」

「うー、お箸で食べれる!」
「(かわいい…)」
「お箸長いんですよね。スプーンのほうがいいんじゃないですか?」
ボロボロ…
「…スプーンちょうだい」
「っ、はい。どうぞ」
「子どもって大変なんだね…」
「ふふ、ももち先輩可愛いですよ」

コクリ…カクッ

「ももち先輩、眠いんですか?」
「うん、眠たい…」
「抱っこしてあげましょうか?」
「梨沙ちゃん、また子ども扱いしてる〜」
「う、ん…」
「え?」
「抱っこ…」
「っ、かわいいっ!抱っこしますよ」
ぎゅう
「んぅ…」
「え、もう寝ちゃった…」
「寝顔かわいいぃ」

「抱っこしてるから寝顔見れない!」
「写メ撮ろうー!」
「愛香ちゃん、私に送って」
「はーい」
「あれ、ももち先輩寝ちゃったの?」
「かわいい…」


「ももち先輩寝ちゃったね」
「これからどうしようか?ダンスレッスンとか…無理だよね」
「そうだね。でもこのまま置いて行くこともできないし…」
「かわいいね…」
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