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□約束  (骸  切甘)
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「はぁっはぁっはぁっ____」


私は息を切らしてしゃがみこんだ。

「クフフ・・・小桃、そんな調子では捕まってしまいますよ」


「いやっ来ないで!」


呼吸が上がりながら私は必死にその少年、六道骸に投げかける。


「っ__」


過去急になりながらも私は再び走り出した。




(頭が・・・フラフラする・・・)


それでも捕まるわけにはいかなくて


私は場所もわからずに走り続けた。






ペタッ_


手のひらに冷たくて硬いものが触れた。

「うそっ・・・行き止まり・・・」

「クフフ・・・いいかげんおとなしく僕のものになる気になりましたか?」


そういうと骸は私の腕を掴んだ。


「やだ!放して!」
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