krbs

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【side:陽】


―――なぜか、誠凛に入学した。

また、高校生・・・

・・・で、でも、黒子君たちと同じクラスだったし!

これは、これは!バスケ部のマネになれってことですね!わかります

早速、部活の案内ブースに行ってみる。

そーいやあ真奈美ちゃんは、どこの学校なんだろう。

メール送っとこ。

―――送信っ

てか、人多すぎ!前に進めないんですけど!

それにバスケ部どこ・・・?

・・・まずバスケ部のマネになってどーすんの?

私ルールとか知らないし・・・

・・・どーすんの?ww

「あっ」

リコちゃん発見!バスケ部だ!

「あの・・・!」

「ん?・・・女の子?
 悪いんだけど、ウチは男子バスケ部なのよ」

「い、いえ、私マネージャーになりたいんです・・・!」

「マネージャー!?」

―――!?

な、何この食いつき方・・・!?

「とりあえず座って」

「は・・・はいっ」

椅子に座ると、入部届の紙と鉛筆が渡される。

動機ェ・・・

「あなた、マネージャーの経験はある?」

・・・ない・・・ww

「ないです」

「じゃあバスケの経験や知識は?」

「ないです(キリッ」

「・・・・・・」

黙られた!ww この質問の答え、私確実に落ちるよねw

よし、入部届書き終わった!

「あの・・・」

「大丈夫よ」

リコ・・・さんはニコッと笑顔を作った。

「何があっても、私の言うことさえ聞いてくれたらなんとかなるから」

笑顔のはずなのに、なぜだか私には脅迫という二文字が頭に浮かんだ。

安心できないこの気持ち・・・!


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