庭球BL

□チューリップ
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※季節無視で春の学校の花壇にて

「あれ?幸村くん花の手入れ??」

「うん。チューリップ綺麗に咲いたなって」

花たちを見ながら幸村は満足げに言いながら微笑んだ


「おう、綺麗だよな。俺、幸村くんの育てた植物を見るの好きだぜぃ。」

「ふふ、ありがとう。ブン太」

そう言って眺めたチューリップの花は赤、紫、ピンクの三色だった

「幸村くん幸村くん、チューリップってなんて花言葉なんだ??」

「ん、ブン太へだけど。チューリップって色によって意味が違うだけど。ピンクが恋する年頃、愛の芽生え、誠実な愛で赤が愛の告白や愛の宣告、紫が不滅の愛、永遠の愛、私は愛に燃えるだよ」

「っ…幸村くん」

花言葉を聞いてきたブン太に嬉しそうに説明して幸村は笑みをブン太に向けるとブン太は恥ずかしそうに顔を赤めた


「ふふ、好きだよ。ブン太」

そう言って幸村はブン太の額にキスを落とした

END


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