キセキ
□わかりやすいです
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ダンッダンッーー
誠凛高校バスケ部
『大丈夫?テツヤ…』
ーー夏
I・H予選Aブロック決勝で秀徳に勝ち、決勝リーグに向けて練習している中、黒子は疲れ果て床に突っ伏した。
「大丈夫…じゃないです…」
『いや、そこは大丈夫ですって言おうよ!』
「ストレッチはいつも以上に入念にねー」
監督の相田リコの父が経営すりスポーツジムのプールでフットワーク筋トレを行っている。
「黒子寝んなぁ!!」
体育館練習よりもきついため、黒子はいつも以上に疲れていた。
『うわーきつそー…』
「名無しさんもやりますか?」
『えっ!?いや、うちはいい!』
こんなことしたくない…それにパーカー脱ぎたくないし…
「はい 一分休憩ー」
一分て…
すると
「面白い練習してますねー」と桃色の髪の女の子が着た
「…桃井さん」
テツヤの知り合い…?
「えっ…と どちら様?」
「え〜と…なんて言えばいいのかな〜?
テツ君の彼女です♡
決勝リーグまで待てなくて来ちゃいました」
「テツ君?」
「黒子テツヤ君♡」
え?
「「ええええええええ!?」」
テツヤって…彼女いたの?
しかもこんなに可愛い…
む、胸も大きいし…
「黒子ォ オマエ彼女いたの!!?」
「違います 中学時代マネージャーだった人です
それに
僕には好きな人がいますから」
「帝光の…!?
てか黒子好きな人いるのか!?」
「!
テツ君!?
久しぶり 会いたかったー!!」
「苦しいです桃井さん」
「ん?いまテツ君好きな人いるって…」
「はい。」
「!!だ、誰なの…?」
「秘密です」
テツヤに好きな人…?
でも、桃井さんは彼女じゃないっていってるから…桃井さんではないんだよね?
誰なんだろう、気になる…
「名無しさんちゃん?元気ないね、どうしたの?」
リコ先輩…
『なんでもないですっ!』
そう?とリコは首を傾げた
「…名無しさん、後で話がしたいんですけど…」
『話?わかった』