進撃の巨人
□渡さない
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「エっレンーー!!」
ボフッ
エレン「名無しさん…」
只今食堂にて、晩ご飯の最中。
名無しさんは訓練の疲れを癒すためにエレンに抱きついた、だが、エレンはちょうどスープを飲もうとしていたため抱きつかれた衝撃でスープが皿からほとんどこぼれてしまった。
「あ…ごめ…」
ミカサ「名無しさん………?エレンから離れなさい…」
「げ、ミカサ…」
エレン「…(俺のご飯が…)」
「…エレン、ごめん、うちのあげるよ」
エレン「いや、それだったら名無しさんがお腹空くだろ?」
「うちは大丈夫!それにスープこぼしたのうちのせいだし!」
カシャン
「はい、どうぞ」
エレン「でも…」
「いいって!」
ミカサ「名無しさん…」
「あ、ご飯はいくらでもあげるけど、エレンは渡さないからっ!!」
エレン「ブッ !?」
ミカサ「な!?どういうこと?…」
「宣戦布告さっ!!絶対エレンをうちのものにするんだからっ!!」
エレン「名無しさん!?そ、それって…」
ジャン「みりゃ分かるだろ、あいつお前のこと好きだって。」
エレン「は!?えぇ!?」
「…え、気づかなかったの?」
エレン「う、うん…」
((鈍っ!!))
「(゚◇゚)ガーン」
ミカサ「フッ…」
「くぅ…!!」
エレン「なんだ…そうだったのか。俺も名無しさんのこと好きだぜ!勿論恋愛感情として!」
「え?」
ミカサ「え?…」
ジャン「え、」
!!突然の告白!!
「本当かい?エレン」
エレン「嘘ついたってどうしようもねーだろ」
ミカサ「エレン…」
「エレンっっ!!大好き!!!」
ガバッ
エレン「俺も大好きだ!!」
ギュッ
「へへ///幸せ…」
ミカサ「…負けない…」
ジャン「負けるもなにも二人とも両思いだろ」