キセキ以外
□知りたい
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いつもとかわらない休日。
今日は俊の家に遊びに来ていた。
『俊ー。この人だれ?』
私は月バスを見せながら言った。
「ん?あぁ、海常高校のPG 笠松幸男。」
『PGか・・・俊と一緒なんだね』
「あぁ、でもあの人は俺よりも強いと思うよ」
俊は苦笑した。
『そうかなー?まぁ、1or1しなきゃわかんないね』
「そうだな」
会話が途切れ私は月バスに目を戻した。
『いやぁーしっかし黄瀬は相変わらずバスケしててもキラキラしてるなー』
「そういえば同じ中学だったっけ?」
『うん。黄瀬は私が3年の時にはいったからねー』
「名無しさんは黒子とも仲良かったよな。」
『キセキたちとは仲良かったよー。今もだけど。』
「へー」
そういうと俊は後ろから抱きしめてきた。
『俊ー?』
「なんか俺の知らない名無しさんをあいつらが知ってるって嫌だな・・」
名無しさんはクスッと笑い俊と向き合うように座り直した。
『でもさ、みんなが知らない私を俊はたくさん知ってるでしょ?』
「・・・それもそうだな。」
俊は微笑み
『んっ・・・』
私にキスをした