キセキ以外

□ゼラニウム
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桃井と黒子のやり取りを見ているみんな


その中の一人である日向に声を掛けた


『日向先輩、お話があります』


皆がいっせいに振り向く


日「ん?あぁ、わかった。
  お前ら練習してろ」


「はーい」










日「で、話って?」


深呼吸をして

退部届けを差し出した



日「!?どういう・・・ことだ?」


『そのままの意味です』


日向はハァ・・とため息をつき

「どうして退部しようと思ったんだ。」

と言った。



『私には才能が無い、皆が求めている桃井さんみたいなマネージャーにはなれません。それどころか迷惑をかけているからです』


私の言葉に日向先輩は一言


「だあほ!!」


と叫んだ


『!?』


日「誰が桐皇のマネージャーみたいな奴を求めているって言った?誰が迷惑だなんて言った?誰もそんなこと言ってないだろ!」


『でも、日向先輩はいつも私のことを呆れたような目で見ているじゃないですか!』


日「あ?あぁ・・・そんな目、してたか?俺。ごめん、そうじゃねえんだ」


『?』

日「お前にやさしくできねぇ俺自身に呆れてたんだよ・・・本当にごめん。だから、退部なんてしないでくれ」


『先輩・・・。なんかごめんなさい、私。。』


退部届けを破り


『もう退部するなんていいません!』


宣言した



「あぁ」


日向先輩は笑ってくれた



ゼラニウム〜決意〜
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