稲妻 短編
□保健室で/京介
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いつもと同じように学校生活を送る。
友達の千鶴と階段で話していると上から誰かが降りてきた。
「あ…剣城…。」
剣城は一瞬立ち止まるといつもと変わらない様子で私を軽く無視するようにまた歩き始めるが…。
剣城「!?」
ズベッ!!
あー…
階段の踊り場で剣城が転んでしまったのだ。
しかも制服のポケットに手を入れてたから微妙な受け身になっている。
剣城「いってぇ…」
「大丈夫!?剣城…」
そう言い剣城に駆け寄り手を伸ばすと。
鋭い目付きで睨まれた。
それでも私は怯まず
「保健室…行く?」と問いかける。
剣城「…つれてけ。」
つれてけって…まあいいや。
「千鶴ー、いい?」
友人の方に振り向くと
千「うん、いいよー♪」
「…何で…。」
千「んー?」
何でにやけてるのよ…。
って言いたいけど剣城がいるしー。
「じゃ、行こう?立てる?」
剣城「っ平気だ!!//」
階段を降りていくと
千「頑張ってね〜。」
という声が聞こえたのだが触れない方がいい。
でれでれ(///ω///)♪