稲妻 短編
□大好きだから/京介
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君が好き。
だぁーい好き…。
でも京介は最近私を見てくれない!
それに…。
京介の背番号がっ!
全てはあの女のせい。
あの女がいるから!
あの女が邪魔だ!!
消えろ!!
あの女を消すよりもう誰にも京介を渡せないように…。
こうするしか!
今私は真っ暗な部屋のベッドに座り込んでいる。
そして…。
隣には冷たくなった京介がいる。
そして言った…。
「これで…私だけのモノになった!!」
狂ったように私は高らかに笑った。
京介は…。
永遠に私のモノだよ?
ずっとずーっと。