*短編小説*

□ねこふんじゃった
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先日、スクアーロが家光に偽物のリングを掴まされて帰ってきたため、ヴァリアー全員で日本に渡った。


そのヴァリアーのボスである俺、XANXUSはというと…



「……(迷った)」



思いっきり、道に迷っていた。



違う。

俺が悪いわけじゃない。スクアーロがちゃんと俺を見てなかったのが悪い。




夕方まで並盛を探し回ったが、誰一人として見つからないため、俺は諦めて遊ぶことにした。



「おばーちゃん、このアイスいくらー?」

「はい?、まぁカッコいいわねあなた〜!サービスしてこっちのお菓子もあげちゃうわ」

「ほんと?ありがと〜」

たまたま見つけた駄菓子屋さんに寄ると、気さくなおばーちゃんがお菓子も付けてくれた。


ーーーーーーーちゅ。



「まぁ!うふふ」

「えへへ。それじゃあバイバイ」



おばーちゃんの頬にお礼のちゅーをしてから、俺はその場を後にした。



おばーちゃんからもらったガリガリ君を頬張りながら、俺はさっきから知り合いの気配のする森の方へとゆっくり歩いていった。


…ソーダ味んまい。




しばらく歩くと、知り合いの気配と共に感じなれた殺気を感じた。…この殺気は……家光、とリボーンかな?



うまい棒のチーズ味んまい。











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