*短編小説*

□ねこふんじゃった
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「う゛おおおい!!!」



…やっぱスクアーロの声ってうるさい。


他の人の声はかすかにしか聞こえないのに、スクアーロの声ははっきり聞こえる。無駄にでかいから。


「ひいぃっ!!ヤバいよー!!」



!!!



思わず持っていたチョコバーを落とした。悲しい。



てゆーか、この声…!!





あの子だっ!!!!!





俺は声のする方へ走り出した。


ツナSIDE



ヴァリアーの連中に備えて修業してたのに…!!


ヤバいよ〜!!
なんでこんなに早く来ちゃうんだよ〜!!


この前ボロボロにされたスクアーロはもちろん、なんかヤバそうなひとたちいるし…



リボーンどうするんだよ〜!!



「ひいぃっ!!ヤバいよ〜!!」






その時だった。





ガサッ




「え…!?」




ヴァリアーの連中の後ろから草が動く音がして、全員がそちらに視線を向けた。
そこには…



「…スクアーロ、みんな」



真っ黒な服に身を包んだ、真っ赤な目の眼光の鋭い……





……ポテチを頬張っている男の人。






「「「「は……?」」」」



その場にいた全員が驚きに一瞬固まった。






「………(むぐ、?」





……っ首傾げるとか、可愛いけど誰ーーーーー!!!!!!?









ツナSIDE END



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