*短編小説*
□ねこふんじゃった
2ページ/3ページ
「う゛おおおい!!!」
…やっぱスクアーロの声ってうるさい。
他の人の声はかすかにしか聞こえないのに、スクアーロの声ははっきり聞こえる。無駄にでかいから。
「ひいぃっ!!ヤバいよー!!」
!!!
思わず持っていたチョコバーを落とした。悲しい。
てゆーか、この声…!!
あの子だっ!!!!!
俺は声のする方へ走り出した。
ツナSIDE
ヴァリアーの連中に備えて修業してたのに…!!
ヤバいよ〜!!
なんでこんなに早く来ちゃうんだよ〜!!
この前ボロボロにされたスクアーロはもちろん、なんかヤバそうなひとたちいるし…
リボーンどうするんだよ〜!!
「ひいぃっ!!ヤバいよ〜!!」
その時だった。
ガサッ
「え…!?」
ヴァリアーの連中の後ろから草が動く音がして、全員がそちらに視線を向けた。
そこには…
「…スクアーロ、みんな」
真っ黒な服に身を包んだ、真っ赤な目の眼光の鋭い……
……ポテチを頬張っている男の人。
「「「「は……?」」」」
その場にいた全員が驚きに一瞬固まった。
「………(むぐ、?」
……っ首傾げるとか、可愛いけど誰ーーーーー!!!!!!?
ツナSIDE END
.