小説

□素直になって
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コンコン 『はい、国見さんですね。こちらに来てください』 そして、通されたのは、小さな個室 小さな机と椅子があるだけ 『桜孤子院に来ていただいて、ありがとうございます。ちなみに女の子と男の子のどちらがご希望ですか?。』 『男の子で』 『なら、××君はどうでしょうか?しっかりしていますし、おもらしなどもしません』 『俺的には、この子がいいんですけど』 『瞬君ですか?この子はおもらしもおねしょも治っていません』 『いいんです』 『分かりました。瞬。来なさい。』 『はぁーい』 出て来たのは、普通の男の子 『えっ?』 シャァー ピチャピチャ 男の子の周りに水溜まりが広がっていく 『瞬!どうしたの』 『先生。僕嬉しくて。おもらしとかしちゃうのに、僕なんか、引き取ってくれる人なんか、いないと思ってたから....でも、ごめんなさい』 『瞬、着替えよう 引き取り手続きは済ませておきます』 そうして、国見仁志は瞬を引き取ることになったのでした。 

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