MAIn。

□せっけん
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せっけんの匂いの君を。








せっけん





「ちゃにょーお風呂あいたよー」

ふわふわせっけんの良い匂いのする君が寝ていた俺を起こす。


「ん、今何時?」

「今11時だよ。早く入らないとせふなが入っちゃうって言ってたよ」


「入ってくる、寝ないで待ってて。」

「ふふ、はいはい。早く入ってきてね」

「わかった。」

俺は大きくのびをして、部屋を出た。


服を脱いで、お風呂の扉を開けるとべくのせっけんの香りがする。

俺も同じせっけんを使ってるけど、べくは俺よりずっと甘い香りがする。

甘い匂いの首筋が僕の欲を掻き立てる。
匂いを嗅いだだけで興奮してきた。

「…早くでよ。」

べくに言われたとおり早く出て、さっさとスウェットをきた。

10分もしないうちに出たのに、べくは俺のベットで寝てる。
ちっさい犬みたい。


「…ちゃにょ…早くきて」

寝言?
寝言だよね?
よだれ出てるし、寝息が途切れてない。
寝言だけど、寝言にしちゃエロすぎ。なんの夢みてんの、このエロ犬。こんなの聞いたら俺もねれないって。



「べく?」

「…くー…」

寝てる。

「起きないと襲うよ」

「くー」

「もう知らない。」


俺はべくに優しいキスをした。

べくの唇がやけに柔らかくて、むらむらする。

何回もキスしたけど起きないから、べくの上の服をまくって、胸の突起を舐めた。

まだ気付いてないから、柔らかくてふにゃふにゃしてる。
べくのぴんく色のそれが甘いような気がする。

あんまり気付かないから、調子に乗って甘噛みしてみた。

「ぃやっ!」


起きちゃった。
やっぱ起きるわな。


べくは自分の服をそそくさと下げてはずかしそうな顔して僕を睨む。

「ちゃにょのえっち!なにしてんの!変態!」

「ごめんごめん、べくがあんまり可愛かったから、つい…」

「可愛いっていうな!」

とかいいながら顔が赤い。
可愛いなぁ。


「はい、もういいません。ごめんなさい。」

「もう次言ったらおしおきする!」
べくのおしおきって気になるな。
べくがエロいことしてくれるんだったら何回だって可愛いっていうけどな。

「わかった、もういわない!寝よ寝よ!」

「あー!逃げた!」


「はい、おやすみー」

まだベクがぶつぶつ言ってるけど、寝たふり。
おやすみなさーい←
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