強引にマイウェイ
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『はいストップー。トードーさんも落ち着いて。ブハラさんもその手を下げて下さい。』
そう言いながら私はトードーさんの拳をつかみ止めた。
辺りは私の動きを予想していなかったからか、驚いている。
「ちょっとーよけいなマネしないでよ。」
『いやぁ、だって俺がトードーさん止めないとメンチさん、その手に持ってる包丁で殺しちゃってたし、ブハラさんだってトードーさんにはり手するつもりだったじゃないスかー。』
「ふん、まーね。あんたがとめなきゃあたしかブハラがやってたわ。255番、そのガキに感謝することね。」
トードーさんは私に拳を止められ驚いている。
「どのハンターを目指すとか関係ないのよ。武芸なんてハンターやってたらいやでも身につくのよ。あたしが知りたいのは未知のものに挑戦する気概なのよ!!」
「それにしても、合格者0はちとキビシすぎやせんか?」
と、どこからか老人の声が聞こえてきた。
そしてその声が上からと気付き上を見ているとハンター協会のマークのついた飛行船からひとりの老人が降ってきた。
お、親方ァ!空から女の子がぁ!
と、かの有名なジ○リのラ○ュタのセリフが頭によぎる。
あ、この場合は空からじいさんが!か。
てか、あの飛行船、マリ○のキ○ーにしか見えないよね。うん。
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