強引にマイウェイ
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「ここは……」
「ヌメーレ湿原。通称"詐欺師の塒"二次試験会場へはこけを通っていかねばなりません。騙されると、死にますよ。騙されることのないよう、しっかりと私のあとをついて来て下さい。」
「ウソだ!!そいつはウソをついている!!」
どこからか声がした。
声がした方を見ると、ボロボロの人がいた。
「そいつはニセ者だ!オレが本当の試験官だ!!」
「ニセ者!?どういうことだ!?」
辺りが騒ぎ出した。
バカだなー。ダンディーサトツさんがやられるわけないじゃん。
サトツさんじゃない試験官は認めないっ(キリッ
「コレを見ろ!!ヌメーレ湿原に生息する人面猿だ!そいつはハンター試験に集まった受験生を一網打尽にする気だぞ!!」
──ヒュッ
「ガッ」
突然、自称試験官とサトツさんにトランプが飛んできた。
自称試験官は倒れ、サトツさんは見事キャッチ。
『キャー!!サトツさんかっこいーっ!あとでそのトランプ下さい!!家宝にします。』
サトツさんが触ったトランプ〜。グヘヘ、グヘグヘ、ゲヘヘヘヘ。
おい。いまだれか私のこと変態とか言ったやつ。後で体育館裏来い。
「くっくなるほどなるほどそっちが本物だね」
サトツさんはそう言うヒソカに注意を促した。
「それではまいりましょうか。」
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