夢小説

□一緒
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「パパなんて大っ嫌い!!!!」
「ちゃんと言う事を聞くのだよっ!!!」
…また始まった。息子とパパの言いあいっこ。
「今日はどうしたの!?」
「うぇーん。ママー。パパが僕のほっぺた叩いたー。」
「あらまぁ…痛かったねー。」
「違うのだよっ名前!!! 優太がっ」
「パパ〜ちょっと待ってて。それより、優太は何か悪い事はしなかったの?」
「僕は…その…」
「何ー?ママは悪い子は嫌いだから、正直に言おうねー。」
「…ニンジンを、食べたくなかったから、残したの」
「うん。それでー?」
「それでパパに怒られちゃって、ニンジンをポイってしたの」
「それでパパにほっぺたを叩かれちゃったのね…」
「うん…。それで、パパにポイってしたの拾いなさいって言われたの」
「それで、さっきみたいな事になったのね…。優太…食べ物は大事にしなきゃダメなのよ?優太がニンジンをポイってした事はいけない事なの。だからパパは優太を怒ったり叩いたりしたのよ?分かる?」
「…うん」
「これからは絶対食べ物をポイってしないってお約束出来る?」
「…うん」
「ニコッ じゃぁ、パパにごめんなさいしよっか」
「パパ嫌い…だからヤダ」
「フゥ…(これは時間がかかりそうだ)」
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