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□because of you.
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あぁ。
何という、快晴。

雲ひとつない真っ青な空から、眩しい太陽が俺の体を溶かすように照りつける。

只でさえ夏の暑さに弱いというのに、今日みたいな猛暑日は、俺にとっては地獄のような日。

下校途中の俺は、おぼつかない足取りで、額から流れてくる汗を拭って立ち止まった。

憎らしいほどに、快晴。



幼なじみのミカゲが珍しく体調を崩して、今日は1人で歩く帰り道。
そして試験前だと言うのに学校を休んだミカゲの為に、ノートを持っていく約束をした。

…のが間違いだった。

あの馬鹿の為に俺がこんな思いをしなければいけないなんて…

やめときゃよかった…
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