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□夢
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夢の中で声が聞こえた。

ガラガラした低い声で、黒髪の男が自分に向かって何か言っている。


“君はもういらないよ”



男がどんどんと遠ざかってゆく。



“僕には魔法があるから。”

“魔法と愛なんて、どちらが重いか考えたらわかるだろう?”






“ソフィー、君はもういらないよ”
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