〜story〜
□鋼喫茶(ギャグ)
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ゴーン、ゴーン、ゴーン、ゴーン、ゴーン…‥と響く音ι
「Σえっ!?やべっ、読みふけっちゃったのか!?」
時計の音で、本の世界から現実の世界に引き戻されたι
「う〜〜〜ん」
背伸びをして、フッと後ろを振り返ると…‥
「やぁ、兄さん+」
えっ?
「どうしたの、兄さん?」
どうしたもこうしたも…後ろの髪の毛を一つにして、赤いコート着て…‥
「お前、誰?」
オレは思わず言ってしまったι
だって、オレと同じ赤いコート着て、オレの目の前に立ってんだもんι
「酷いな〜ボクの事、忘れたの?アルフォンス・エルリック!で、兄さんの弟!!」
あ〜ぁ、アルか♪って…
「Σ何で、鎧の姿じゃねーんだ!?」
と、絶叫!!
「だって、兄さんが喫茶店やるって聞いたから〜こっちの方が食事とか出来るでしょう♪だから、映画版のボクで来ちゃった+」
あっ、マジですかι
にしてもだ…‥
「オレは原作で営業してるからなιオレとアルの服…被ってんなι」
「まぁ、小さい事は気にしない+」
「Σ小っさい言うな!?」
「まぁ、まぁ、そんなに気になるなら…」
アルはいきなりパンッと手を合わせ、オレの衣類に触ってきた…一瞬にして光が放ち、オレは眩しくて目を瞑った
「兄さん、とても似合うよ♪」
アルの言葉に自分は何されたかと思っていたら、やたらに右足がスースーするι
えっ、スースー?
「兄さん、可愛いvV」
オレは恐る恐る目を開け…
「何じゃこりゃあぁぁぁぁ――――――!!!!!!」
と、店内で絶叫!!
だって、いつもの黒いスボンがスカートに黒い服は少し胸が見えそうな服に…赤いコートはエプロンらしき者に姿を変え………これって…もしかして……