〜story〜
□〜君の名前〜(甘微エロ?)
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「鋼の…猫ぐらいで怒る事もないだろう?」
あの後、オレはアルを追いかける事もせずロイの居る部屋に向かった。
オレが怖い顔したまんま来てソファーにドカンと座ったもんだから、ロイがどうしたのかと聞いてきた。オレはアルが猫を拾ってきた事、それに怒った事を話した。
「だってよ…何度も何度も拾うなって言ったのによ〜〜………オレ達に飼う資格はないのに…拾ってくんだよ、アルは…」
「それがアルフォンス君の優しい所さ。アルフォンス君だって知ってるさ、君が猫を飼わせない理由ぐらい…」
ロイが優しく微笑みかけてくれた。
「ロイ…」
「さぁ、早くアルフォンス君の所に行って謝ってきなさい、鋼の」
「分かった、けどその前…」
「?」
オレは立ち上がるとロイの側に近付き、チュと唇にキスをした。
「Σ鋼の!?//」
「二人の時は名前で呼べって言ったろ?今、名前で呼ばないとキス以上の事すんぞ?」
ニィーと笑うと、ロイの顔が赤くなって俯いた。
可愛いvV
「ロ〜イ、早く言えよ♪」
名前をなかなか呼ばないロイの軍服のボタンを外しにかかるオレ…やべー、早く呼べよロイ〜今ならまだ間に合う!このいやらしい手を止める事が出来る!
「鋼の//」
おっ、まだ言わないつもりか?まさか…
「まさか…このままオレに食われたいのか?」
キャァ、ロイったらそうなら、そうと言えばいいのに!オレならいつでも腹空かしてるぜ+
「Σ違う!//早くアルフォンス君の所に行きなさい、エド!//」
「えぇ〜〜〜」
「何が、えぇ〜〜〜だ!名前を呼んだのだからいいだろう!//」
オレから離れて、服を着直すロイにオレは小さく舌打ちした。
「まぁ、いっか…お楽しみは夜に残しておきますか♪」
「Σ夜!?//」
「そう夜vVちゃんと仕事終わらせておけよ?もし、残業になったら朝までヤるからなvV」
「Σエド!?//」
と、叫ばれた所でオレはパタンとドアを閉めた。
いや〜今日の夜に楽しみが増えたなvV
と、ニヤケタ顔でアルの所に向かった。