Other/VS/逆ハー等
□Developing Love
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Developing Love
キーンコーンカーンコーン･････････
ああ、どうしよう･･････。
とうとう地獄への鎮魂曲が流れ出した。
「･･･もはや私の運命は尽きた。天が私に味方しなかったのだ･･･。」
私は静かに胸の前で十字をきった。
ああ、神様･･･あなたは意地悪だ。
「項羽みたいなこと言って、何を嘆いてるのナタリー。」
「ギャアアァァァッ！！」
「女の子がそんな声上げるなよ。可愛くないよ？」
「なっ･･･ななな何でザエルアポロがここに居るのよ！！？まだそっちのクラスもHR中でしょ！！？」
ガタガタッと私は椅子ごとザエルアポロから離れた。
ザエルアポロは私とは違うクラス。
そして今、６限目の授業が終わった直後。
今一度問おう。
何故お前がここに居る？
「残念でした、僕のクラスは６限目は担任の授業だったから６限目終了のチャイムが解散のチャイムなんだよ。」
「くうううっ･･･！」
「うるさいぞケンジット！」
何時の間にか担任の先生が入ってきていた。
というか、先生！それよりも他のクラスのザエルアポロがいることに疑問を抱いて下さい！
(そして願わくば駆除して下さい！)
というかこのピンク頭が何故見えないんだ先生！！
めっちゃ目立つから普通分かるでしょうがっ･･･！！
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