短編.

□キラキラ星
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「星って綺麗っスよね.」


部活帰り,
同じ道を歩きピッタリと寄り添って,
黄瀬くんは空を見上げ呟いた.

空に輝く星は本当に綺麗で,
一瞬君みたいだと思った.
毎日僕に見せる笑顔はすごく
キラキラしていて,星そのものだった.



「そうですね.」



僕は数倍,否数百倍黄瀬くんの方が
綺麗だと思っていた事は,
僕の心の中だけの秘密.
適当に相槌を打って,黄色い頭を見つめる.
空の星が霞む程に
君が輝いているように見えた.
僕は重症なのだろうか...
そんな事を悶々と考えていると,




「でも,星が輝けるのって,空があるからで
あって,星自体は大したことないんスよねー」




僕の方をじっと見てきた君に何が言いたいのか,
と首を傾げると,




「空は黒子っちみたいだ.」




黄瀬くんはニッと笑った後に僕を
抱き締めてきた.壊れ物を扱う様に
優しく,そして力強く.

だから僕も,力強く抱き締め返した.
黄瀬くんの身体がビクンと動いたのは
吃驚したからだろう.
温かい体温が僕に伝わってくる.





「黄瀬くん.」





「何スか?」





顔に熱を佩びていることが分かり,
黄瀬くんの胸に頭を埋め
聞こえるか聞こえないかぐらいの
小さな声で,




「じゃあ,黄瀬くんはお星様ですね.」




「へ?」




すっとんきょんな声を出すぐらいだから
意味は分かっていないのだろう...
みんなにとっての彼はお星様.
キラキラしている君は罪深い男だなと
改めて感じさせられてしまう.


キラキラ星の様に輝いている君が
大好きですよ.







キラキラ星



*+end




--------

Postscript


意味が分からない終わり方になってしまった.
本当に文章力がないな...と
感じさせられました.
次はもっといい文章が書けると
いいなと思います!
ここまで見てくださり有り難う御座いました*+

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