スキすぎて。*長編*

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あなたside−−−−−−−−


私に…健人が、キス…してる?

「〜////!?」


私は息苦しくなってきた為健人の胸板を叩いた。

でも思うように力がはいらなくて……。



健人「…ぷはっ…」


終わった…。


「健人、何でいきなりっ!」



勝利「…お前……っ…」






ダッ



勝利はリビングに戻ってしまった。


「勝利!違うの…!」



行っちゃった…。




「健人…何でこんな事…?」




健人「考えてみ?」




「へ?」




健人「俺がスキな女以外にこんな事すると思う?」

確かに、健人は昔から真面目で人一倍神経質だった…。








「…しないと思う…。」



健人「って事は??」




「え、じゃあ…」





健人「…なーんちゃって!!
名無しさんはただの幼馴染☆」



「もう!健人……!
じゃあ何で…??」




健人「……名無しさんは俺より勝利の方が好きだろ?」


健人は私の質問を無視すると真剣な眼差しで言った。



「……ううん」




健人「…」




「わかんないよ。そんな事!
今日だけで色々あり過ぎて…」




健人「そっか…そうだよな…」



それより

私はどうやって勝利に顔を合わせれば…?


実際勝利にも押し倒されてるし…




その時。





ガタッ




後ろを振り向くと勝利の姿。





勝利「まだ…2人でいたのかよ」


この言葉に何か心が痛むのを感じた。


健人「そう…だよ?」



勝利「俺、諦めないから」



は??

「な、何の話?」



健人「…勝手にすれば」



「無視しないで〜」



…てか何かやばいふいんき…。




「2人とも…!そんな引きつった顔しないでよ…」



勝利「…名無しさんのせいだからな」



「私!?何かした?健人…」




健人「さぁ??」





?「あの…」



「わ!聡!?」



健人「どうしたの?」



勝利「……。」



聡「いや、ご飯できたよ?」





勝利「聡いつからいた?」



聡「え、ついさっきだよ?
なにかあったの?」



勝利「ううん!皆いこ?」



パアッと表情を明るくすると勝利先にリビングへ戻った。



健人「名無しさん、行こ?」



「う、うん!」
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