団扇兄弟

□弟の日記
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ある日の昼下がり

簡単な任務から帰ってきたイタチは、居間で机に突っ伏して寝ている弟を発見した


イ「……まったく
よくそんなポーズで寝れるな…
肩が痛くなりそうだ…」


イタチは少し呆れながら、サスケを起こさないよう慎重に身体を動かし床に寝かせた

ついでに近くにあった座布団を枕代わりに頭の下に置いてやる

サスケは、寝やすくなったのか両手を伸ばし大の字に近い形になった

幸せそうに寝ている弟を見て、思わず口元が上がる

しばらく眺めていると、サスケの右腕辺りに小さめのノートがある事に気付いた


イ「……?」


弟を寝かせる前から床にあったであろうそのノートは、見事下敷きになっていた

おそらく持ち主はその上で寝息をたてているサスケだ

イタチは少し悪いとは思ったがサスケのノートを勝手に拝借した




イタチはその場でノートを開いた
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