渦巻き

□俺と…!!
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その頃、連絡を受けたうちは家は混乱していた


フ「サスケ、お前とナルトくんが結婚するとは本当か!?」

サ「し、知らないよ父さん

俺だって母さんに言われて初めて知ったし……

たぶんナルトが勝手に言ってんだよ

俺別にナルト好きじゃないから」

フ「そうか……

たとえお前がナルトくんを好きでも、二十歳になるまで結婚はゆるさん!!」

サ「話聞いてた!!?」


と、こんな具合にいつも冷静なフガクがパニックになるほど事態は深刻だった

うちは家にとってサスケは宝

幼少の時から家族の癒しだった

末っ子なだけに何かと家族を心配させたり、逆にその無邪気な笑顔で家族を明るくさせたりした

成長して少し口が悪くなった今でも、たまに見せる素直な姿やぶっきらぼうな優しさがたまらなく可愛いのだ

特にイタチはサスケを溺愛していて、里とサスケを天秤にかけたら間違いなくサスケを取るほどだ

そのイタチは現在任務の報告に行っていて家に居なかった

居たらもっと恐ろしい事態になっている


そんなイタチを抜いた男二人が混乱している中、唯一冷静な母、ミコトが話し出した


ミコ「二人とも落ち着いて

とりあえずナルトくん達が来たらちゃんと話を聞きましょ?

そのあとでサスケが断りたいなら断ればいいのよ」

サ「母さん……」


フ「……そうだな

俺としたことが混乱してしまったようだ……

サスケ、大丈夫だ

きちんと話を聞いてから断ろう」

サ「……あぁ」


いろいろ不安だが、とりあえずナルト一家の到着を待つ事にしたサスケ達だった




その頃のイタチ


イ「!!?」

シ「……どうした?イタチ」

イ「………サスケに危機が迫ってる気がする」

シ「……は?」

イ「早くこの報告書終わらせるぞ!シスイ」

シ「あ、あぁ」


待っていろサスケ

すぐに行く!!



何かを察知したイタチだった
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