渦巻き
□タイムスリップ
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頼むから夢であってくれ…!
目の前で起きてしまった事に対し、鬼灯水月は心からそう思っていた
八尾との戦闘の傷を癒すため、数ある暁のアジトの一つで休息をとっていた水月を含む鷹の面々
ある程度回復し、水槽から出られるようになった頃
暇をもて余した彼は、アジトにあった書庫で巻物を読み漁っていた
そんな時、面白い術が書いてある巻物を見つけた水月は
遊び半分で、鷹のリーダーうちはサスケに術をかけてみたのだ
普段なら本気で殺されそうになるような事だが、幸いサスケは寝ていたため、すんなり実行に移す事が出来た
しかし、どこで間違ったのか巻物に書いてある結果とは全く違った事が起きてしまった
巻物の通りなら、サスケの声が高くなるだけだった
なのに……
サ「……だ、だれ?」
目の前に居たはずの青年は、見た目が四、五才になっていた