渦巻き
□タイムスリップ
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水「皆ーちょっとこっち向いて!」
重「?」
香「…チッ、なんだ水月?」
水月はサスケを皆が居る部屋へと連れてきた
小さいサスケはキョロキョロ辺りを見回している
水月はそんなサスケを抱き上げ二人に見せた
水「今日からしばらく世話をする事になったうちはサスケくんだよ」
香「!!!?
なっ、サスケ!!?」
重「!!!」
サ「よろしくお願いします」
ペコッ
サスケは水月に抱えられたままお辞儀をした
普段だったらこのサスケの行動に絶対テンションが上がる香燐は、状況が呑み込めていないようでサスケを見たまま固まっている
重吾も驚いて持っていた猫じゃらしを落とした
そんな二人をスルーして水月は話し出した
水「サスケ、あの赤い髪のメガネが香燐で
でっかいのが重吾だよ」
サ「かりん、じゅうご……」
水「そう
覚えた?」
サ「うーん…
すぐ忘れそう」
水「アハハ
まぁ、ゆっくり覚えてね
ちょっとあの二人と話があるからサスケはここで待っててくれる?」
サ「うん!」
水「よし!サスケは良い子だなぁ
と言うわけで香燐、重吾ちょっと来て」
香「!!?
お、おう……」
重「あぁ……」
二人は水月の後について部屋を出た