渦巻き

□王子達の日々〜はじまり〜
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ここは渦巻き国

若き君主、波風ミナトが治める国である

緑豊かで作物も良く育ち、大河が流れているため水不足の心配も無い

誰もが羨むような国だった

そんな国のただ一人の王子

うずまきナルトは、朝から凄く機嫌が悪かった


ナ「……」

ミ「ナルト、これは隣国との交友の為なんだよ

分かるね」

ナ「……フン!」

ク「こらナルト!

王様に向かってなんて態度なの!?」

ナ「……だってさだってさ!

男と結婚なんて絶対やだってばよ!!」

ミ「いや、結婚じゃなくて

学友になるだけだよ」

ナ「父ちゃんと母ちゃん学友から夫婦になったじゃねぇか!

俺もそのつもりなんだろ!」

ク「……違うってばね!」

ゴンッ

ナ「痛っ!!」


王妃のクシナから容赦無い拳骨が降ってきた


この国は近隣の国とも比較的仲が良く、とくに団扇国とは古くから交友が盛んだった

最近、その団扇国との交友を更に深めようと、団扇の第二王子をナルトの学友に迎える事が決定したのだ

学友とは、文字通り共に学ぶ友の事

だがナルトは、ミナトの学友で迎えられたクシナが王妃になったため自分もそうだと思い込んでいた

しかも団扇の第二王子は男

ナルトは男と結婚させられると思い、頑なに拒んでいるのだった


ミ「とにかく、今日の昼には団扇国の王様と王妃様、それから第一王子と第二王子も到着する予定だから

失礼の無いようにね」

ナ「………」

ク「……もう

そんなに嫌がんなくても団扇国の王族は美形ばかりよ

第二王子のサスケくんなんて自国だけじゃなく他国にまでファンクラブがある超美形さんなんだから!」

ナ「……母ちゃん、なんで今顔の話するんだってばよ

やっぱり、結婚……!?」

ミ「ち、違うよナルト!

美形さんだから気に入るんじゃないかなぁ〜って事だよ、たぶん!」

ナ「気に入らないってばよ!

たぶんてなんだたぶんって!」


二人のフォローになってない会話を聞いて、ますます不安になるナルトだった
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