団扇兄弟

□あぁ、愛しの弟よ!!!
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木の葉到着


イ「さて……

この時間サスケは演習場で修行か」

鮫「なんで把握してるんですか……」

イ「行くぞ鬼鮫」

鮫「無視ですかイタチさん」


二人は演習場へ向かった



イ「こ、これはっ!!

一体何が起こっているんだ!!」

鮫「……普通にお仲間と話してるだけですが」

イ「黙れ!!」

鮫「なぜですか!?」

イ「……サスケに仲間だと!?

絶対サスケに言い寄るつもりの害虫に決まってる!!

サスケは俺が守る!」

鮫「アンタ暁辞めて木の葉帰れ!」

イ「待っていろサスケ!!」

鮫「……もうダメだこの人」


イタチは音もたてずにサスケと仲間が話している所から一番近い木の上へ移動した

鬼鮫も一応ついていく


イ「……よし、ここならバレないだろう」

鮫「………はぁ」


二人はとりあえず会話を聞く事にした


ナ「なぁなぁサスケ

お前この後暇なら一楽行こうぜ!」


イ「!!?」


い、いきなりナンパだと!?

いや、この場合デートか!

あれは九尾の……

危険な奴だな……

サスケはどうする!?


サ「……断る」

ナ「えぇ!!

今日はサクラちゃんがいないから仕方なくお前で我慢したのにぃ!」

サ「知るか

だいたい昨日そのサクラと三人で行ったじゃねぇか

毎日ラーメンなんて食えるか」

ナ「食えるってばよ!

ラーメンは一生食っても飽きないってばよ!」

サ「……お前、野菜も食わないと死ぬぞ」

ナ「!!!

………た、食べてるってばよ?」

サ「嘘だな」

ナ「うぅ〜…」


イ「………」

あの野郎……

ふざけてるのか?

サクラとかいう女の代わりにサスケとデート?

サスケほどの美人と話せるだけでありがたいのに、他の女の代わりだと?

しかも『お前で我慢したのに』とか言っていたな

お前には我慢する権利なんてない!

むしろ話せるだけで歓喜し涙しろ!

デートに誘いたいならトマトを貢ぎ土下座しろ!

それが出来ないならお前にサスケの隣を歩く資格は無い!!!



……少し熱くなってしまったな

まぁ、サスケは断ったようだしよしとしよう


イタチはそう思いもう一度サスケ達の会話に集中した


その横の鬼鮫はハラハラしていた

鬼「……(さっき、写輪眼でてましたよイタチさん…)」


鬼鮫は逃げたくなった
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