Random-Room 2

□嫉妬王と使い魔
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蒼衣「……」テクテクテク…

?「……」テッテッテッ…

蒼衣「……」ピタッ!!

?「……」ピタッ!!

この行為が後5、6数回程行われた後の事である

蒼衣は先程からずっと何かが後ろを付けている事を知っていた

だが、特に何も言わず、そして振り返らずにずっと歩いて来た

我慢の限界…とは言わないが蒼衣は遂に振り返り、その正体を確認する事にした

蒼衣は何も言わずにソレを見る

?「ワン♪」

蒼衣「へぇ〜♪オレンジ色とは、また珍しい色のワンちゃんだね♪」

?「くぅ〜ん♪」

蒼衣「手招き?それともそれは私と遊びたいっていう意思表明なのかな?」

他の人の視点からこのイヌの行動を見れば、前の足をブンブンと振り続けているようにしか見えない

?「ワンワン♪」

イヌは頷いていた

蒼衣「そう♪じゃあおいで♪小さくて可愛いらしいワンちゃん♪」

蒼衣が呼び掛けると直ぐ、そのオレンジ色のイヌは胸元に飛び込んだ

?「ハッ♪ハッ♪ハッ♪キャン♪キャン♪(もっと頭撫でておくれ〜♪)」

蒼衣「キミのご主人様は何処にいるのかな?急に離れてしまってもいいの?」

オレンジ色のイヌは、蒼衣の問い掛けを理解していないかのように、蒼衣に甘えている

まぁ実際にイヌだから理解出来ないんじゃないか…

と言いたい所だが、オレンジ色のイヌなんて見た事無いし、何より心で何かを話している姿を、蒼衣は心を読み取って確認している

?「ペロペロペロペロ♪(この姿ならどれだけ舐めても、キスしたとしてもバレないハズだもんね〜♪)」

やはりただのイヌではない

しかも蒼衣の唇を特に重点的にペロペロする

蒼衣「(無反応…それとも聞こえていないフリかな?仕方無い…)『キミは誰の使い魔かな?』」

?「!(ね、念話してきたっ!あたしの事バレてるっ!?)」

蒼衣「やっぱり念話で話し掛けたら反応したね」

抱いているからこそ、その小さな反応に気付かない訳がない

?「キュ〜ン…」

蒼衣「まぁ言いたくないのならそれでもいいよ」

そう言って少し無反応になりつつあるオレンジ色のイヌに、頬をスリ寄せてみる

?「っ〜〜(あっ!やっ!ちょっ!顔近いって!やっ!あ〜、イヤじゃないけど心の準備がまだ!?ダメダメっ!ダメだったらッ!うぅわあぁ〜ッ!)////」

自分からならガンガンアタック出来るのに、急に相手からアタックされると、誰もがこんな反応をする

だが今はイヌの姿で、抵抗なんて全く出来ない

なのでオレンジ色のイヌは、蒼衣にされるがままとなった

蒼衣に触姦されて、完全に骨抜きにされている頃の話…

フェイト「アルフ〜?どこにいるの〜?ねぇアルフ〜アルフってばぁ〜?」

金髪巨乳美女で有名なフェイトが、走る事によってたわわな胸をいつもより大きく揺らしながら、アルフを探している姿がある

フェイト「アレ?アッチからアルフの魔力反応…でも何これ?アルフの魔力が物凄く乱れてる…」

フェイトはアルフの身を心配し、急いでアルフの元へと向かう

フェイト「大丈夫っ!アル……フぇっ!?」

曲がり角を曲がってフェイトが目にした光景は…

蒼衣「ほぉ〜ら♪ココが好きなの?気持ち良いのかな?キミが喋るまで私はいつまでも続けるよ〜♪」

サワサワサワサワ♪

?「キャン!キャフン?キャワンッ!(あっ♪やっ♪だ、ダメっ!そこ一番感じちゃう所なんだってばっ!?)////」

目にしたのはイヌの姿をしたアルフが、蒼衣にイロイロな所をサワサワと触られている姿だった

フェイト「……」

フェイトの顔は心配から一変し、突如嫉妬の含んだ視線を蒼衣に向けて放つ

蒼衣「おや?そこに居るのはフェイトちゃんだね♪どうかしたのかな?」

熱い嫉妬の視線に気付いた蒼衣は、フェイトに声を掛けた

その間もイヌの身体のイロイロな部分を触って遊んでいる

?「ふきゃんッ!きゃわんッ!アゥンッ!ヒャウンッ!////」

フェイト「アルフに何してるのっ!?(アルフってばイヌの姿になって蒼衣とベタベタするなんて……そんなの狡いよっ!羨ましいよっ!)」

フェイトはアルフに対して相当嫉妬しているようだ

蒼衣「ああ、キミはアルフって言う名前なんだね♪」

どうやらオレンジ色のイヌの名前がアルフだと初めて知ったらしい

アルフ「ハヒュ〜…////」

蒼衣の滑らかで這い回る手が止められたおかげで、漸く快楽から抜け出す事が出来たようだ

そしてアルフはフェイトに無理矢理引き取られて抱え上げられると…

フェイト「もぅアルフっ!アルフは私の使い魔なんだから、勝手にどこかに行っちゃダメだよっ!」

アルフは説教を食らう羽目に…

アルフ「ゴメンよ〜フェイト〜…あたしが悪かった…許しておくれよ〜…(蒼衣のオサワリ…気持ち良かったなぁ〜♪)////」

口では謝るも、身体は正直に、敏感に反応していた

蒼衣「フェイトちゃん、そんなに怒らなくても良いんじゃないかな?」

フェイト「……」

フェイトは蒼衣を睨み付ける

蒼衣「私を睨み付けても対した効果は無いよ」

アルフ「(あぁ〜またやって欲しいなぁ〜♪)////」

こっちは既に堕ちているようだ

フェイト「蒼衣はそうやって可愛いモノに甘いからダメなのっ!」

蒼衣「可愛いモノなら、私の目の前に有るよね♪」

フェイト「あ、蒼衣?////」

フェイトは蒼衣に近寄られてビクンと身体が跳ねる

蒼衣「こんなにサラサラの髪をして…」

フェイト「んっ…(蒼衣の手…好きだな♪)////」

髪をサラサラと撫でられて喜ぶフェイト

蒼衣「嫉妬で可愛いらしく膨らんだ頬…」

フェイト「っ!(バレてたんだっ!?)////」

頬をススッと触られて更にビクッとなる

蒼衣「この先、何かを期待しているその眼差し…」

フェイト「っ〜〜(ま、また蒼衣に瞳を覗き込まれてるっ!?)////」

顎を持ち上げられ、瞳を覗き込まれているフェイトの胸が高鳴りしている

蒼衣「所でアルフは人の姿になれるの?」

フェイトは次のナニかを期待していたが、蒼衣が突然アルフに目を向けた

アルフ「アタシはどこぞの青いイヌと違って完璧だから、ちゃんとした人の姿になれるよ♪」

蒼衣「じゃあ人になったらアルフちゃんって呼ばないといけないね」

アルフ「ちゃん付けは恥ずかしいって!?////」

本当はちょっぴり嬉しい

だってシッポが…ねぇ…

フェイト「(もぉ〜期待させといてアルフにばっかり目を向ける〜…)」

不意に離れた手を名残惜しみ、尚且つアルフと話をしている姿を見て直ぐに嫉妬し出すフェイト

蒼衣「キスが欲しかったの?」

フェイト「べ、べべ、別にっ…き、期待してなんか…いなかった…よ?////」

蒼衣「じゃあ素直になって、目を閉じてご覧」

フェイト「ん…////」

フェイトは蒼衣に言われた通り目を閉じた

フェイトの唇が若干唇が尖っている

すると唇に柔らかな刺激があった

フェイト「んっ♪////」

アルフ「ああ〜!フェイトばっかり狡いっ!アタシにも同じようにしておくれよぉ〜っ!?////」

アルフは人の姿になった

蒼衣「アルフちゃんは、さっき私の唇を散々舐めていたよね」

アルフ「あ、あれは…イヌの姿だったから…////」

フェイト「アルフ…そんな事してたんだ…」

フェイトはバチバチと掌の中に雷を発生させる

アルフ「ひっ…」

蒼衣「フェイトちゃん、それはダメだよ…」

フェイト「っ…////」

蒼衣に手を掴まれて嬉し恥ずかしのドッキドキがフェイトを襲う

雷は当然ながら消滅した

蒼衣「仕方無い…」

フェ・ア「仕方無い?」

フェイトとアルフは、蒼衣の言った事が理解出来なかった

蒼衣「二人共、今から時間あるかな?」

フェ・ア「あるけど…」

蒼衣「じゃあ今から私の家で、二人の身体をオサワリして可愛がってあげるね♪」

フェ・ア「オサワリ…♪////」

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