Random-Room 2

□名前負け
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戦場に行く前の行軍で、蒼衣とスレ違った馬超はいきなり言われた

蒼衣「可愛いね♪」

馬超「んなっ!?////」

パクパクと金魚のような口になる馬超

戦場で偶然蒼衣と出会った時も…

蒼衣「凄く綺麗だよ♪」

馬超「ッ〜〜〜!?////」

戦が終わって帰って来た時も…

蒼衣「素敵な動きだったよ♪」

馬超「ぬぅうあぁぁぁあッ〜〜〜ッ!!////」

馬超は変な声で叫びながら自室に戻り、モンモンするのであった

翌日の事…

馬超は蒼衣と曲がり角でスレ違った

また何か言われる…

ちょっと期待しながら馬超は横を通り過ぎた

だが蒼衣は挨拶だけをした

言われなかったら言われなかったで、またもやモンモンする馬超がいた

馬超は頭を切り替えて可愛い馬の手入れをする事にした

蒼衣「キミは優しい目をしているね♪それにとっても綺麗な毛だ♪」

そこにまた蒼衣が…

馬超「ッ!(ま、またかよッ!蒼衣には、もうアタシをカラカウなって、今日こそはハッキリと言ってやるッ!)////」

そう思って蒼衣の方を見た馬超

ヒヒィーーンっ!!

蒼衣「ふふっ♪素敵な鳴き声だね♪」

文句の1つでも言ってやろうと決意していた馬超の眼が捉えたのは、馬を慈愛深く愛でる蒼衣だった

馬超「えっ?も、もしかして…今までのってさぁ…全部馬に対して言ってた…のか?」

ここに馬に負けた馬超がいた

馬を超すと言った名前なのに…

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