Random-Room 1
□俺、女体化したんで可愛がってくれますか?
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一刀「最近変なんだ…」
劉備「どうしたの急に?何か変な物でも食べたの?」
突拍子もない事を言えば誰でもそう言いたくなる
一刀「いやいや、それは無いから…あ、いや待てよ、愛紗の作った料…」
関羽「何か悩みでもあるのですか?」
一刀「げぇっ!関羽っ!」
関羽「むっ!何ですか、その反応はっ!」
一刀「いやいやいやっ、何でもないよっ!!ま、まぁ悩みって言うのかな…困った…とでも言うのかな…」
変な事言ったら次こそクビ飛ぶぞ?
張飛「ハッキリするのだ!女の子絡みの話しなら聞いても驚かないのだっ!」
一刀「いや…今回は女の子絡みじやなくて…その…実は男絡みなんだよ…」
ズガシャアァァンッ!!
みんなの心に、心理的落雷が落ちた瞬間だった
諸葛亮「お、お相手は誰なのでしゅかっ!?////」
鳳統「おおっ、落ち着いて朱里ちゃんっ!ご主人様は総受け専門さんだから、相手は攻めで責める相手しかいないよっ!絶対にそうだよっ!!////」
この2人、男と男の絡みが大好物
まぁ現在で言う腐女子ってヤツよ
現に801(ヤオイチ)の本を作成して、出版してたりもするからなぁ…
んで、コレまで手掛けた作品を紹介するとだな…
一刀(責)×華佗(受)
売れ行きは最悪らしい
華佗(責)×一刀(受)
売れ行きは好評
蒼衣(責)×一刀・華佗(受)
バカ売れ
蒼衣・華佗(責)×一刀(受)
生産間に合わず、急ピッチで複写中
一刀「おい、朱里に雛里っ!俺の受け多くないかっ!それに蒼衣さんは何で受けにならないんだよっ!」
諸・鳳「それは蒼衣様だからですっ!」キリッ
ヤダ、格好いい顔してる♪
一刀「何じゃそりゃ!?てか、軍師2人がこんな意気揚々としてる姿、戦場以外にある事に驚きだよ!!」
恍惚としています
生き生きと活き活きとしています
おっと、何やら思い付いたらしく、筆と紙まで持ち始めましたね
続きでも画くのでしょうかねぇ?
劉備「で、話を戻すけど、その相手って誰なの?」
一刀「言いたくないんだけど…蒼衣さんなんだ…」
諸・鳳「き、キタアァァァァァっ!!!////」
興奮はマックス状態
董卓「へ、へうぅ〜っ!!」
そんな2人の大きい叫びを聞いて、お茶を持って来た董卓がビックリして転んだのは言うまでもない
蒼衣「大丈夫か、董卓?」
董卓「だ、大丈夫…です…(顔が近い…)////」
抱き起こしをすれば当然顔が近くなるよな
蒼衣「諸葛亮と鳳統は何を叫んでいるのかな?」
劉備と関羽と張飛は、蒼衣の登場に[あわわ]状態になっていた
蒼衣「ああ…2人は新しく閃いたから、漫画を画いてる最中…か」
普通に男×男を受け入れている所も凄いが、自分がモデルにされている事を気にしていない辺り、やっぱり凄いと思う
一刀「蒼衣…さん…」
何故かお尻を両手で隠す一刀がいる
蒼衣「あぁ、一刀君か…」
劉備「うわぁ…うわぁ〜…ふ、二人が見つめ合っちゃってるよぅ〜…////」
関羽「ふ、不潔ですっ!私を大切にすると言ったじゃないですかっ!////」
時々爆発する感情
しかも今回は一刀に対する嫉妬だ
張飛「鈴々の事も大事にするって言ったのに、どういう事なのだっ!?」
蒼衣「ん?一刀君、何の話をしていたのかな?」
一刀「えっと…その…蒼衣さんがですね…」
蒼衣「言ってご覧」
一刀「最近俺を見る目が、恋に落ちたような目で俺を見てるんで、ちょっと危機を感じてたんです…」
あぁ〜あ、言っちゃった…
蒼衣「それは違うよ…私が見てるのは、一刀君の憑き物の事だよ」
それを聞いて一刀側に立っていたみんなは、劉備を筆頭に急に蒼衣の後ろへと逃げ隠れた
そしてここぞとばかりに蒼衣にムギュ〜っと抱き付く
抱き付いたのはいいが、何故か女の子同士の間でバチバチと火花が出ていた
一刀「な、何すかその憑き物ってっ!?」
蒼衣「憑き物は憑き物、幽霊とか、霊とか、白いにょろっとした塊の事だよ」
一刀「そ、その憑き物って、追い払う事とか出来ないんですかっ!」
蒼衣「ムリ♪それに大した事はないよ♪男の子の機能が無くなるだけだから♪」
一刀「……えっ?つまりそれって……」
蒼衣「一刀君がオスじゃ無くなってしまうだけだよ」
一刀「な、何じゃそりゃあぁぁぁぁぁっ!!」
ではここで状況を整理するとしよう
一刀が蒼衣から受けていた視線は、恋の視線ではなかった
ここで注意だ!
一刀の自信過剰に決して腹を立てるなかれ…
話は戻して、蒼衣が見ていたのは[男の身体を女体化させてしまう霊]と言った憑き物の事だった
しかも一度男が女体化してしまうと元に戻せない事、今の憑き物を排除出来ない事もハッキリと言われた
結論を聞いた一刀は余りのショックに昏倒した
で、翌朝の事
一刀には憑き物が消えて、本当に女の子になっていた
一刀「あの…蒼衣さん…」
蒼衣「ん?あぁ一刀君か、どうやら憑き物が取れたみたいだね」
憑き物…別名[付き物]
一刀「俺、女体化したんで可愛がってくれますか?」
蒼衣「いきなりだね…まぁお望みなら、女性としての悦びを教えてあげるよ」
こうして一刀は名を一姫と改め、蒼衣の側室となり、複数の女の子と絡む楽しさを覚えるのであった
一姫「女×女も素敵だ♪」
なんて事も呟いていた
一姫「あ、今ようやく華琳の気持ちが理解出来たぞ」
流石種馬朕太守様