Random-Room 1

□思い伝わらず…
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私の名前はキャロ・ル・ルシエ、恋する女の子♪年齢は13才

職業は現在[辺境自然保護隊隊員]をしています

私は今、凄い人達と一緒に陸戦試合(エキシビジョン)をしています

八神はやて一家、高町なのは一家、私を含めたフェイト・テスタロッサ・ハラオウン一家、ヴィヴィオの友達コロナ・ティミル、それと+α

私はこの中で凄く気になる人がいます

いいえ、気になるのではなく直ぐに目に留まりました

そう、目に留まったのは+αの人

私は初めて見る事になるのですが、オールラウンダーで、魔導師ランク計測不能の神埼蒼衣さんです

私はそれを聞いた時、驚きのあまり口がポカンと開いて固まってしまいました

蒼衣「女の子が口を開けたままってのは、少々ハシタナイよ♪」

そう言って蒼衣さんが私の頭を撫ると、頭を押さえられたらからかどうかはわかりませんが、自然と口が閉じていました

撫でられて暫くすると凄く温かく、とっても幸せな気持ちになり、気付けば顔が真っ赤になっていました

そ、それはさて置き…

今日私も蒼衣さんも初めて体験する陸戦試合で、蒼衣さんが私と同じポジションのフルバックとして、敵チーム側に立っています

いざ、その試合が始まったのは良いのですが、蒼衣さんのフルバックとしての働きが、それはもう完璧っ!

しかも有り得ない魔法まで使うんですよっ!

蒼衣「はやてちゃんの収束魔法超短縮、発射までコンマ1秒、魔力消費量も0」

はやて「な、何やこれっ!?魔力漲っとるっ!?」

支援魔法を使われたはやてさん本人が驚いているぐらいでしたっ!

その場の私達全員は蒼衣さんが使用した支援魔法の言葉を耳にして驚いていました

そもそも収束の短縮や、魔力消費量を変化させるなんて、高等技術以上の事です

蒼衣「とりあえず今の私には途轍もないリミットが幾重にも重なって施されているから、今から1分間、はやてちゃんだけに、収束魔法を撃ち放題にしたよ♪それと味方全員のブーストが普段の5倍しか上げられなかったけど……コレばかりは我慢してね」

はやて「1分間…」ニヤリ♪

味方全員「5倍…」ニヤリ♪

ゾゾゾッ!!

蒼衣さんの支援で、はやてさんと言い、味方全員が不思議なオーラを急に出し、私達はみんなビクビクモードになりました

完全に動きも停止しました

はやて「ラグナロク……ブレイカーーっ!!……ブレイカーーっ!!……ブレイカー……ブレイカー……ブレイカー……

蒼衣さんの反則支援魔法によってはやてさん達のチーム以外…

つまり私達全員は一分以内でKOしちゃいました

試合が終わった夜、何故かはわかりませんが、私の足は蒼衣さんの所に勝手に進んでいました

蒼衣「キャロちゃん、昼間はお疲れ様♪」

はうぅ〜♪

とっても優しい笑顔です♪

って違う違うっ!

そうじゃなくって、支援魔法について色々尋ねたかったんだっ!

でも何だろう?

蒼衣さんの笑顔を見た時のこのドキドキは…?

サワサワ…ナデナデ…

ふえっ!?

蒼衣さんが私のお腹と足を触ってますっ!?

蒼衣「はやてちゃんがかなり暴れていたから、痛かったんじゃない?」

あ、そう言う事ですか…

心配して下さってありがとうございます♪

私は全然大丈夫ですよ♪

蒼衣「キャロちゃんの事はいつも心配でね…」

わっ!?

吸い込まれそうな瞳♪

あれ?さっきよりドキドキが…あれ?あれれ?

気付けばまた顔が真っ赤になってしまっています…

私…もしかして蒼衣さんの事が…す、好きになっちゃったのかなっ!?

蒼衣「今日こうやってキャロちゃんが訪ねて来てくれた事、凄く嬉しいよ♪」

それ両思いって事…

蒼衣「私にとってキャロちゃんは可愛い妹だから、心配して当たり前だよ♪」

あう…全然違った…

確かに蒼衣さんはみなさんに人気があります

恋愛に発展しているのかと思えば、見事にスルー…

いえ、鈍感なので全てに気付いていません

私なんか妹程度にしか見ていないようですし…

でも私、諦めませんっ!

いつか必ず蒼衣さんを振り向かせる素敵な女性になってみせますからねっ!

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