This way and that(ハリポタ 夢小説)

□時を経・1話
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「!」

呟くと途端に、記憶が流れてきた。

学生時代、一人の時によく話し相手になってくれた不思議な紅と黄金色の鳥。

それが今目の前に居る、この鳥だと
記憶が戻ってハッとした。

「あなたは…フォークス」

以前、この鳥が自分で名乗った名前を
オレは口に出し呼んだ。

『覚えていただき、光栄です。それに、また会えるなんて…!』

嬉しそうに、フォークスが声を挙げた。
いや、声を挙げた、では語弊があるかも知れない。

フォークスは声を出し話しているのではないのだから。
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