This way and that(ハリポタ 夢小説)

□時を経・1話
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段々と、頭の中がハッキリしてきた
それに連れ、自分が何なのか、ここがどういう場所なのかを思い出してきた。

「フォークス…一体…」

『あそこ、』

「え?」

『あの木の下』

オレが語りかける前から、フォークスは既にオレではない、別のところを見ていた。

つられてオレはフォークスの視線の先に目を移す。

「…!(誰かが倒れて…)」

オレは急いで立ち上がり、倒れている人の元に駆け寄った。

「…あぁっ」

その人物の顔を覗くと
懐かしい、友人の顔。

オレの声が聞こえたのか、その人は目をゆっくりと開けた。

「あ…っ」

「!!」

オレと目が合うと、彼は目を見開き、素早く身を起こしてオレを睨んだ。

「貴様…何をするつもりだ!?」

「え…」
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