This way and that(ハリポタ 夢小説)

□小さな町で1 5話
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雨が降っていた。
少し前までの快晴がまるで嘘だったように、空はどんよりとしていて雨がパラついている。

そんな雨を視界の端に見ながら、久々の屋根の下、オレ達は机に日刊予言者新聞を広げ、凝視していた。

「……何か手当たり次第って感じです…ね。」

予言者新聞には、
自然災害としては不自然な破壊のされ方をしたイギリスからは遠い外国の村の写真が写っていた。

「それと、こうして見ると外国でもやはり小さな村なのですね。」

オレはフィッシュ&チップスのポテトをつまみ、口に入れた。
因みに、今いるところはマグルの喫茶店。

金はごみ漁り→レパロ→売る
で稼ぎました。

此処に来た経緯はマグル世界でごみ漁りしてきたついでに羽休めとして。
今日は自転車を売った。

トムはマグルの店など云々言ってたが
無言で腕を掴み店に入り、表情を表に出さずただ座らせたら大人しくなった。
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