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□朝チュンした
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藤丸立香は固まっていた。

目を覚ましたら、目の前に自分の最も憧れる人の寝顔があったのだから。

「(う…え…?…何故このような状況に…?)」

ダラダラと流れ落ちる汗、読み込めない状況。

そっ、と布団を上げて目の前の眠る美しい顔の男性の格好を見る。

全部見てはいないが、何も着ていないように見えた。

「(へ…あの……意味わかんない…王様起きて!…いや起きないで!取り合えず布団から出る?…そ、そっと…そっと……………ってオレも服着てないし!?)」

布団からゆっくり滑り落ちていって憧れの人にばかり目にいっていて気付かなかった立香だが、自分の格好も憧れの人と同じような事になっている事に気が付いた。
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